為替

金融市場の開放性と通貨危機との関係

EconbrowserよりGuest Contribution: "Financial Openness and Currency Crises″を読みました。 Common wisdom often suggests that financial openness makes a country more vulnerable to a balance of payment crisis, as it allows foreign capital – w…

小麦だけ保護しても意味がない

日本経済新聞3月6日付17面に、日清製粉グループ本社社長の大枝宏之氏のインタビューが掲載されているが、小麦を原材料として加工するメーカーが小麦の貿易についてどのようにとらえているか知る上で非常に面白い内容となっている。 ――足元で円安が進んでいま…

経常黒字の縮小は円安要因?

日本経済新聞7月8日付3面より けいざい解読:円安材料に傾く経常収支―円に戻らぬ所得黒字 外国為替取引の新たな材料として、需給面の円安要因に注目する市場関係者が増えている。直近の貿易統計速報によると、5月の貿易収支の赤字は市場予想を大幅に上回る…

米国が日本企業の輸出拠点に

日本経済新聞2012年6月24日付1面より ホンダ、米を輸出拠点に、17年にも、日本並み15万台、森精機も米から韓台へ。 ホンダは米国からの輸出を拡大する。ドル安傾向が続いていることを背景に東南アジアへの輸出を始めたほか、中国、中東向けも増やす。2…

オランダ病は経済成長を阻害するのか?

Roubini Global EconomicsよりThe Missing Link Between Dutch Disease and Growthを読みました。オランダ病とは、国内に大量の天然資源が発見されたり、大量の経済援助や出稼ぎ労働者からの仕送り、国際投資の流入などで、国内に外貨が急速に流入することに…