2010-04-04から1日間の記事一覧

微分(1)微分とは

経済学では微分を多用します。微分とは、ある変数が(微小)1単位変化した時に、他の変数が何単位変化するかを示すものです。例えば、昨日出した費用関数C=c(x) (C:生産費用,x:生産量)だと、生産量が1単位変化したときに生産費用が何単位変化するのかと…

家計の行動:1財のケース(4)限界効用

昨日、効用曲線には次の二つの特徴があると紹介しました。 特徴1:消費量が増加すると効用は増加する。特徴2:消費量の増加に伴う効用の増加分は、消費量が増加するほど減少する。 特徴1は、どんな財でも消費量が増えれば家計の得る効用は増加するという…