外資が日本から離れていく

先週、外資の対日進出が増えているという記事を書いたが、今度はそれと真逆の話。

日本経済新聞2月18日付1面より

外資、日本離れ加速、対日投資、11年流出超、円高・低成長で。
外資系企業が日本を敬遠する動きが強まっている。2011年の対日直接投資は撤退など流出額が新規進出など流入額を1832億円上回った。2年連続の流出超過で、金額は実質的に過去最大。低成長と円高が背景で、電力不足への懸念で新規の進出計画をたてづらい面もあるもよう。日本企業が海外移転を急ぐ中、外国勢の対日投資が細れば国内雇用の受け皿が縮小する懸念がある。
(中略)
円高で、外貨建てでみた日本拠点の人件費や家賃が上昇。震災をきっかけに電力不足などへの懸念も高まった。経済産業省が震災後に実施した外資系企業への調査で、日本への投資計画を持つ外国企業の3割が「震災で投資計画を中止や縮小する予定」と回答した。
 逆に、日本企業の海外進出は加速。11年の海外直接投資は9兆1180億円の流出超で、前年比8割増えた。

今日はこの辺で