偏微分(1):偏微分とは

偏微分は、2変数以上の関数に関する微分です。

今まで、取り上げてきた関数はy=f(x)というxの1変数関数でした。f(x)の1階微分f’(x)はxが(微小)1単位変化したときにyが何単位変化するかを示したものです。

これに対し、y=f(x,z)のような2変数以上の関数を微分したものが偏微分です。xとzと動かせる変数が二つありますが、二つ両方動かすのでなく、どちらか一方の変数のみを動かします。

例えば、zを一定にしてxのみが微小1単位変化したときのyの変化分を示したものをxに関する偏微分と言います。反対に、xを一定にしてzのみが微小1単位変化したときのyの変化分を示したものをzに関する偏微分と言います。記号では、次のように表記します。

今日はこの辺で